きむら歯科コラム

トップページ > きむら歯科コラム > ドライマウスに漢方飴
ドライマウスに漢方飴文字サイズ変更ボタン

ふたば薬局の緋田先生からの原稿を頂きました。


 岡山市内野田に漢方専門薬局を開局しています薬剤師の緋田哲治(ひだてつじ)です。何故、歯科医院と漢方薬局?と不思議に思われるかもしれませんね。平成 15 年 11 月に、木村院長もメンバーとなっている岡山医薬懇話会に対して以下のような問題を提起いただきました。

きむら歯科医院 木村秀仁先生よりの問題提起

 口腔乾燥症は、安静時唾液の減少に伴う症状で、口腔乾燥感や口腔粘膜の痛み、咀嚼嚥下障害、味覚障害などが、みられるようになります。また、虫歯や歯周病のリスクも高くなるというさまざまな問題を持っています。
  唾液分泌低下は、薬剤の副作用やストレスなどで、唾液分泌が低下して起こります。最も起こりやすいのは、薬剤の副作用によるもので、降圧剤や利尿剤、向精神薬などが原因薬剤となっていることが多くあります。降圧剤や利尿効果のある薬剤を服用している場合で、薬剤の変更が可能な場合は、副作用の少ないものに変更してもらえればよいのですが、一般には、内科からの処方薬を変更してもらうよう歯科より提案するのは困難であり、そのため薬局薬剤師さんのお力を貸していただければ思っています。治療薬剤サリグレンを処方するには、シェーグレンの病名が必要など、現在は保湿を使った対症療法しかできていません。
  高齢者・在宅医療現場など、同じように困っている方々の意見交換の場が提案できたらと思います。

***************** 以上 木村先生より

紅舌 無苔
 くすりの副作用に注意を払うことは薬剤師として当然ですが、それ以外に根本的な唾液の生成不足が原因のドライマウスも少なくありません。漢方では唾液も体の水の一部と考え、その生成が低下した場合は、口の乾燥だけでなく、皮膚の紅舌 無苔乾燥、目の乾き、便秘など皮膚粘膜のさまざまな乾燥症状も現れます。そして舌も苔がなく、赤く、時にはひび割れが入ります。こんなときは、潤いを回復する漢方を使っていきます。また、漢方の考えに『酸甘化陰(さんかんかいん)』すなわち、酸っぱい味と甘い味のものは唾液をふやすという考え方があります。
 そこで、木村院長に唾液生成を促進するために6種の薬草エキスの入った甘酸っぱい飴を提案し、昨年より共同研究を始めました。 そして配合・味・形など試行錯誤の末、食べてもカロリーや虫歯の心配のない甘味料マービーを使った漢方飴が完成しました。

  舌に苔が少なく、赤い色をしたドライマウスで悩みの方は、木村院長に相談の上、一度お試しください。味は漢方のまずいイメージを払拭したおいしいもので、歯科と漢方屋のコラボレーションが生み出した逸品です。

 以上、 緋田先生 記

ふたば漢方薬局のホームページです。
ぜひご覧ください。
http://www.futabakanpo.jp/

   ・・・・2005年6月28日

ページトップへ